現実のグラスリバーズ
Rockstarはグラスリバーズを「レオナイダの王冠にある手なずけられない宝石」と呼び、水面下に何がいるか分からず、ワニより危険な捕食者や奇妙な発見がマングローブの間にあると紹介する。
地名をエバーグレーズに変えても、フロリダの観光案内に載りそうな文だ。名前自体も、Marjory Stoneman Douglasが1947年に広めた「草の川」を思わせる。ただし、これは編集部の読みで、Rockstarは由来を説明していない。
画像の見方: 最初がGTA VIの公式画像、次が実際のエバーグレーズ。共通点を比べるもので、特定の場所をRockstarが模写したという主張ではない。
エアボートとワニ
グラスリバーズの公式画像4枚のうち3枚にエアボートがある。一枚はワニに囲まれた船上の二人を上から捉え、片方が最も近いワニへ銃を向ける。


現実のエバーグレーズでは、多くの観光客がエアボートで湿地を訪れる。タミアミ・トレイルの運航事業者3社は公園内でツアーを行い、米国国立公園局の計画文書によれば、年間30万人(300,000 passengers)以上を乗せると事業者が見積もる。Rockstarの世界と違い、ツアーに銃は持たない。
ワニも実在する。エバーグレーズ国立公園はアリゲーターとクロコダイルが共存する珍しい場所で、面積は150万エーカー(1.5 million acres)。Douglasが『The Everglades: River of Grass』を出版した1947年に設立された。


マングローブの間
Rockstarは奇妙な発見がマングローブの間にあると書く。別の画像ではワニのいる湿地をピックアップが逃げ、警察車両と頭上のヘリコプターが追い、奥にエアボートが見える。


米国地質調査所によれば、エバーグレーズ国立公園には西半球最大の連続した保護マングローブ林がある。海岸にはレッド、ブラック、ホワイトのマングローブが並び、逃走車には迷路のような地形だ。
より危険な捕食者
Rockstarは何の動物か示していないため、ここからは解釈になる。現実に有名なのは侵入種のビルマニシキヘビだ。米国地質調査所の2003~2011年の道路調査では、目撃数がアライグマで99.3%、オポッサムで98.9%、ボブキャットで87.5%減り、ヘビの拡大と時期が重なった。公式画像にはワニのそばに死んだ野生のネコ科動物もおり、ファンはフロリダパンサーやボブキャットと結び付けるが、これはファンの見方だ。
水上の町
四枚目では桟橋上の建物へスピードボートが向かい、遠くにバイスシティの街並みが見える。

現実の比較対象として近いのは、公園の端にある小さな漁業の町エバーグレーズシティだ。密輸の歴史も記録されている。1983年7月7日、連邦捜査官200人以上が町に入り23人を逮捕した。UPIによると、2年間の捜査は合計149人の逮捕と1億7900万ドル($179 million)相当の大麻押収につながった。公式画像の町がここをモデルとするかはファン説だ。
同じ画像には一部隠れた「WAT」で始まるような文字の給水塔があるとファンは指摘する。Rockstarのアルティメット・エディションにはWatson Bayの名が出るため、二つを結び付ける人もいるが、隠れた看板の読みは未確認だ。
確認されたこと、されていないこと
Rockstarが確認したのは、グラスリバーズという名、湿地、ワニ、マングローブ、エアボート、前述の四場面。実在のどの場所が着想元か、「より危険な捕食者」の正体、Watson Bayの位置は未確認だ。
公式資料をまとめて読むなら、グラスリバーズのWikiとインタラクティブ地図を参照。
