現実のレオナイダキーズ
Rockstarはレオナイダキーズを「楽園への入り口」と売り込み、すぐにひねりを加える。服装は気楽で、バーには酒が揃い、米国でも特に美しく危険な海のすぐそばだという。
現実のキーウェストのバーにも似合いそうな説明だ。フロリダキーズは全長113マイルの道路に沿って連なる島々で、夕日、気取らない服装、今も語り継がれる密輸の過去で知られる。Rockstarはレオナイダキーズがフロリダキーズだとは言わないが、共通点を見ていく価値はある。
画像の見方: 最初がGTA VIの公式画像、次が現実のフロリダキーズ。共通点の比較であり、特定の場所を模写したという主張ではない。
島を結ぶ橋
公式画像の一枚では、水上飛行機がレオナイダキーズの水面を飛び、奥には車が走る橋が二つの島を結ぶ。Rockstarが公開した中で最もフロリダキーズを思わせる画像だ。


現実のOverseas HighwayはKey LargoからKey Westまで113マイルを42本の橋で結ぶ。Henry Flaglerの古い鉄道橋の一部を使って1938年に開通し、2009年にはフロリダ初のAll-American Roadになった。最も有名なのがSeven Mile Bridgeだ。ただしRockstarの画像の橋がそれだとは言わない。ファンの間でも見方は分かれ、Rockstarは名付けていない。共通するのは、キーズでは道路そのものが景観を作ることだ。
水上飛行機もなじみがある。米国国立公園局は、Key Westの西約70マイルにあるDry Tortugasへの交通手段の一つとして挙げる。
にぎわうバー
Rockstarの海辺のバーの画像では、空き瓶に囲まれてピクニックテーブルで眠る男、キスする二人、入口へ向かう人々、玄関で過ごす人々がいる。看板はThe Rusty Anchorだ。


キーウェストはこの活気を街の性格にした。Duval Streetはメキシコ湾から大西洋まで14ブロック続き、ヘミングウェイのお気に入りだったSloppy Joe’sは禁酒法が終わった1933年当日から酒を出してきた。The Rusty AnchorがSloppy Joe’sというわけではない。もっと小さくくたびれた店で、「華やかではないが気楽」というRockstarの言葉に合う。
夕日と密輸人
名のある人物ブライアン・ヘダーには、夕暮れのMudslideに勝るものはないという印象的な台詞がある。人物紹介は、彼がキーズの密輸黄金期から活動する麻薬運びで、三番目の妻ローリとボートの保管・整備場を拠点に商品を運び、汚れ仕事は他人にさせると説明する。

夕日にも密輸にも現実の歴史がある。Mallory Squareの夕日を祝う催しは1960年代末に始まり、今も毎晩続く。密輸も過去の話として記録される。1970年代末にはキーウェストが「密輸人の島」と呼ばれ、UPIは1983年、ある一団が3年間で3億ドル($300 million)超を稼ぎ、Operation Sunburnで摘発されたと報じた。ジェイソンの経歴もこの世界に重なる。陸軍の後、キーズで地元の麻薬運びのために働くようになったとRockstarは書く。
イグアナ、サンゴ礁、船のパーティー
残る三枚の公式画像は日常の側面を描く。
- イグアナが移動用スクーターの前を歩く。グリーンイグアナはフロリダの在来種ではないが、州の野生生物当局はキーズを含むMonroe Countyで定着した個体群を挙げる。
- 二人のダイバーがサンゴ、魚、ウナギ、ウミガメの間を泳ぐ。フロリダキーズ国立海洋保護区は米国本土で唯一の堡礁と6000種以上以上の動物を保護する。美しく危険な海というRockstarの表現に通じる。
- 船上パーティーにはフラミンゴの浮き輪とジェットスキーがある。週末に砂州へ集まるのはキーズでよく見る光景だが、特定の一つの資料に結び付けた比較ではない。


ファン説にとどまること
Rockstarはレオナイダキーズのモデルとして実在の場所を名付けていない。以下は人気のある読みだが、確認済みの事実ではない。
- ゲーム内の特定の橋がSeven Mile Bridgeである。
- 島の一つがKey WestやDuval Streetに対応する。
- ゲーム内のバーが特定の実在店を基にする。
- 1982年、国境警備隊の検問に抗議してキーウェストが独立を演じた「Conch Republic」への言及がある。
発売後、キーズを端から端まで走って確認できれば更新する。Rockstarが確認した場所はレオナイダキーズのWiki、ブライアン・ヘダーのボート保管・整備場、地図を参照。
